表情が変化する事は人に与える印象を変えるだけではなく、自分の #心境 にも影響を与える。
こんな事があった。
私はその日、朝から家族と大喧嘩をした。
怒りと悲しみとがごちゃ混ぜで気分は最低。
しかし、一時間後には化粧品の広告の撮影があった。
解決はしないまま、家を出て目的地に到着。
気持ちはモヤモヤしてたものの憂鬱な顔をするわけにはいかない。
笑顔を作って挨拶し、撮影は始まった。
決められた写真の表情は、笑顔。
私は何時間も笑顔を作った。
本当に幸せな気持ちの笑顔でなければ、
写真として成り立たない。
憂鬱な気分が残った表情など論外だ。
だから私は、幸せな感情を作り続けた。
そんな作業を繰り返していると、昼にはすっかり朝の事など忘れていた。
写真を撮り始めた時点で、感情を切り替えた
のだと思う。
終わった頃には、気持ちに余裕ができて
家族にも穏やかに接する事ができた。
勿論、外に出て仕事という事で切り替えができたという事もある。
でも、もし笑顔を作らなくてはいけない状況ではなかったら、きっとずるずる憂鬱な感情を引きずっていただろう。
ポジティブな表情の変化は、ポジティブな心境の変化が期待できる。
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