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執筆者の写真直美 相沢

動かない笑顔は使えない

更新日:2022年3月2日


表情をトレーニングするのに大切なことは幾つもありますが、その中でも声を大にして言いたいのが、「動かない笑顔」、「動かない表情」は意味がないということです。


撮影現場でも、常に動きがある中で、よいものを切り取っています。

「この形の顔にしましょう」は、あり得ません。

特に、まだ表情を作ることに慣れていないうちは動きがなくては、固まった表情になります。

プロやかなりのレベルまでいけば、止まっていても感情や動きを表現できますが、時間が必要です。


人は動いています。

「口角をここまで上げて」とか、「目をこうして」で、作れるものではありません。

止まった表情は、写真でしか使えません。

それも、多分固まった表情になってしまうので、よい写真にはならないでしょう。


表情というのは、動いていて、写真はそれを切り取ったものです。

動きの中で、切り取った表情は自然で美しく見えます。

固まった笑顔は、美しいとは言えません。


また、「一つの正解の顔」を作ってしまうのもどうでしょう。

もし全く同じ顔を作る事ができたとしても、同じ顔が並んで風景だけ違う写真は怖いです。


大切なのは、自然な動きの中で表現する「表情」。

笑顔なら、気持ちを表現する事も大切です。


表情のトレーニングというのは、「形を決めない!」という事がとても重要なポイントです。









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