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リアルとデジタル

執筆者の写真: 直美 相沢直美 相沢

更新日:2020年2月19日


Bunkamuraのル・シネマに映画を観に行ってきた。


「冬時間のパリ」。

現代のテーマ。急速に進むデジタル時代の中で人は進化しながらも、効率だけでは解決できない人間の模様がある。


私はとてもアナログ人間だ。

本も勿論買う。紙で読みたい。

でも、ネットショッピングはかなりする。

映画を見るのも最近はストリーミングサービス中心だ。便利で仕方ない。


久しぶりに映画館に足を運んで思った。

家では劇場の雰囲気は味わえない。

可笑しい場面でみんながクスクスって笑うのもいい。

家より登場人物が近くに感じた。


帰りだっていい。

お茶して余韻に浸ったり、ちょっとお店を覗いたり。


おまけが付いてくる。


「映画館に行く」という当たり前の行動に希少価値が生まれるほど、生活の全てがデータで繋がるデジタル世界を間近に感じる。

でも、人の心は未だにデジタル世界と繋がった気がしない。名も知らず、会話も交わさず、目も合わさないのに観客同士が同じ場面で笑う心地よい距離感、関係性は、SNSの「いいね!」ではやはり体感出来ない。


利便性にはデジタル世界を、、、

感受性にはリアルな世界を、、、


人は本当に複雑でわがままだ。

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